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Summer Sonic '05 1日目

徹夜明けで寝ておりません・・・。
ただ、これ以上サマソニを放置するわけにはいかないので、簡単にレポートします。

The Subways
ちょっと遅れての会場入り。
"Oh Yeah"逃したよー!悔しい。
アルバムは全部聴いてないけれど、けっこうライブ映えする曲が多いなあーと思いました。
ただ、頭を振り回してキュートな女の子のベースは肝心の音が弱く、全体的には今ひとつな演奏。。。
とは言ってもお客さんは十分盛り上がっていたし、これからが楽しみなバンドですね。

The Departure
思ったより、メンバーが若いなぁ・・・。
最初ボーカルの声が出てなくて「大丈夫?」って感じだったけれど、中盤にはかなり良くなった。
演奏は思ったよりもまとまっていたけど、もっと上達すれば最高に踊れるのになあって曲も何曲かあったことは確かです。
どことなく田舎くささ(失礼)が憎めないバンドでした。笑

Arcade Fire
く、狂ってるよ、こいつら!
友達と顔を見合わせて「なんじゃこりゃ」って感想を共有しちゃいました。
"Laika""Power Out"みたいな代表曲は、ほんとやばいテンションで、ヘルメット被った人の頭を叩いたり、タオル振り回したり、もー、収集がつかない。
真面目な顔をした変態ほど、恐ろしいものはありませんよ、ほんと。
奇抜なパフォーマンスによって美しい曲も怒涛のようなカタルシスに巻き込まれてしまう。
そして挙句には笑えて騒げるライブに!
どことなくBritish Sea Powerを思い起こさせるところはあるものの、
こういうクラシック奏者のような格好&大人数の編成でトンだライブを魅せてくれたのは、痛快でさえありました。
紛れもなく、この日のベスト・アクトです!

Interpol
3曲くらい聴けたかなあ・・・。
この時間にこの場所でこのPAでInterpol観るなんて、本当に勿体無いって感想ですね。

The Tears
あまりにもスレンダーなブレッドとバーナード・バトラー。
やっぱり格好良いですね。
写真を撮ってるお客さんが確実に多かった。
バーナードは少年体型すぎるだろう、と内心突っ込んでましたけどね。
ライブのほうは全曲The Tears。
Suedeと比べちゃいけないのはわかるけど、後期のSuedeに美しいバーナードのギターが加わり、落ち着いた感じかなあ。
もちろんブレッドとの声の相性は言うまでもなく良かった。

しかし、なんでブレッドはメロウな曲にお客さんを乗せようとするのでしょう。笑

Ian Brown
えへへへへ。
ごめんなさい、気持ち悪いです。
イアン・ブラウンのライブ観た人ならお分かりかと思いますが、
すごく面白かったんです。
色んな意味で。
まず特筆すべきはStone Rosesの曲を4曲やってくれたこと。
だって1曲目から"I Wanna Be Adored"で、ローゼズ立て続けに3曲もやるんですよ?
なのにふてぶてしく音程外しまくりで、演奏もやっぱり全然違うし、上下ともピンクの洋服着て、MCなんて「ゲンキデスケ?」、って間違ってる。
これじゃあ、感動的なはずなのになんか違う!って。
しかもソロの曲がなんとも締まらない・・・。
変なダンス始めるし、もうなんかぐっだぐだで、そのうち全てがどうでも良くなっていきました。笑
いや、これはこれで楽しかったんですけどね。
とっても良い人でした、イアン・ブラウン。

Nine Inch Nails
もう1つのベストは、彼ら。
途中から着いて、意外なまでに静かな客席に「ん?盛り上がってない??」と思った私はあまりに浅はかでした。。。
スタジアム全体が、荘厳で圧倒的な雰囲気に包まれていたんです。
ピアノの弾き語りまで飛び出す、暗く重く、あまりに美しい中盤のセット。
サウンドの渦に落ちていく感覚がはっきりわかるかのようで、本当に完璧だったと思う。
トレント・レズナーがすごく格好良くて・・・。
自分の音楽を懸命に伝えようとする、真摯なアーティストでした。

"Starfuckers, Inc""Head Like A Hole"の2曲でおかしくなっていたと思われます。。。
あれはちょっと、立て続けはダメでしょう。
by skintandminted | 2005-08-16 21:24


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