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ヴィム・ヴェンダース・ナイト

5/2、新文芸坐に行ってきました。実はこれが人生で初めてのオール・ナイト上映。「ヴィム・ヴェンダース監督が来る」と聞いたら黙ってるわけにはいきません!好きな監督見れるだなんて、一生に一度のことですもん。
やや遅れてついたら場内はすでに満席で、久しぶりに立ち見での鑑賞に。登場した監督は思ったよりも若くて50歳くらいに見えました。本当は60歳過ぎてるらしいのですが。一緒にいた奥様は綺麗な方でした。日本に対してかなりリップ・サービスをしてくれたなーって内容のトークでしたが、面白かったのは、「眠かったらいつでも寝ていいよ。むしろ大歓迎だ。ロード・ムービーの良いところは、寝て目が覚めた時に違う場所に場面が変わっているところだからね」みたいなことを言っていたこと。そんな無茶苦茶な、って感じでした(笑)全体的に気難しい監督というよりも「良い人そう」っていう印象。

上映作品は『パリ、テキサス』『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』『ランド・オブ・プレンティ』の3作品。でも、見事に『ブエナ・ビスタ~』以降は寝ました。席に座った途端に睡魔が。。。真夜中に聞くキューバ音楽=睡眠誘発剤です。『ランド・オブ・プレンティ』は内容的に眠かった。オールナイトはクラブでもない限りキツイかもしれない、と悟ってしまいました。

ヴィム・ヴェンダース・ナイト_d0012451_20264027.jpg『パリ、テキサス』はロード・ムービーならではの情緒ある音楽や映像が美しい映画。話も切なくて好きでした。写真はジェーン役、ナスターシャ・キンスキー。洋服が可愛くて惚れてしまいました。ホテルで息子に会う場面で着ていたダーク・グリーンのブラウスが可愛かった。写真のニットは背中が開いていてセクシー。
by skintandminted | 2006-05-04 20:55 | movie


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